米と器展
職場の才媛が、漆塗りの話を聞かせてくれた。
漆の塗りは40回以上も塗り重ねるため、できあがりに半年以上の歳月を要するという。その他にも色んなことを聞いたが、小生が興味を覚えたのは毛の話である。ハケに毛がありハゲに毛がなしとは上手く表現したものだが、本題に戻って漆塗りのハケは漆の粘りに負けないように、女性の髪の毛を用いる。蒔絵の筆はというと、クマネズミの毛を使う。ただし、どのクマネズミでもOKというわけではなく、琵琶湖の周囲を走り回っているクマネズミが適しているのだと。クマネズミがどのような動物なのかも知らないが、琵琶湖の周辺に住む者にとっては、喜んで良いのかどうか、何とも妙な話である。
なお、長浜八幡宮の近くにあるギャラリー八草で、10月1日から23日まで「おいしいお米とお気に入りの器展」が行われる。陶磁器もあるようだが、漆芸家のオーナー・渡邊嘉久さんがどんな器を用意してくれているのか楽しみだ。
