ふるさと創生事業をご存知でしょうか。今から20年以上も昔の話ですので、忘れた、知らない、生まれてない、という方が多いでしょう。竹下内閣時代に各市町村へ一律1億円が交付され、各市町村がアイデアを出し合って思い思いに地域振興のために1億円を使った事業です。例えば、1億円の金塊を買ったまち、宝くじを買ったまち、そのまま預金したまち、温泉を掘ったまち、村営キャバレーを作ったまち・・・。小生の記憶が正しければ、長浜は3種類に分け、地域情報誌による情報発信、公園の整備、そして「子ども歌舞伎三役修業塾」の基金に使いました。「子ども歌舞伎三役修業塾」とは、長浜曳山まつりの振付・太夫・三味線という役どころの養成所です。
前置きが長くなりましたが、今年の長浜曳山まつりに三役修業塾のメンバーが5人も出場することになりました。長浜曳山文化協会のKさんにお聞きしたところ、昨年までの修業塾メンバーの参加は3人が最も多く、5人は過去最高とのことです。
伊部町組翁山で三味線を弾く豊沢賀祝さんは、今回が12回目の出場とい大ベテラン。その名は、祝町に住んでいらっしゃることに因んでだそうです。賀祝さんとコンビを組む太夫は、賀祝さんと同級生の竹本甚太夫さん。甚太夫さんは岐阜県の垂井などでは出場経験があるものの長浜は初めて。どんな美声をお聞かせいただけるか、今から楽しみです。神戸町組孔雀山の三味線・豊澤龍三さんも5回目ですから、ご存知の方も多いことでしょう。呉服町組常磐山の太夫は2回目の竹本龍一さんですが、龍一さんと龍三さんとはかなり深い間柄で、お互いに切磋琢磨していらっしゃるようです。龍一さんの相方として三味線を弾く豊澤翁賀さんも今回がデビュー。
5人さん、日頃の練習の成果を存分にお聞かせください。皆さん、期待しましょう。
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