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好きな盆梅

 長浜盆梅展会場に、桜洲山人と号した明治時代の滋賀県知事・中井弘の書が掲げられています。
 「無愛憎無偏頗」と書かれていまして、「愛憎無く偏頗無し」と読むのでしょうか、好き嫌い依怙贔屓をするな、といった意味と捉えています。しかしながら、好き嫌いをなくすというのは無理な話で、美しい人、美しいモノには当然の如く惹かれ、心がとめきます。

桜のような.JPG  長浜盆梅展の300鉢余の中には、小生がこよなく愛する梅が何鉢かあります。基本的には顎が緑色の一重白梅が清楚な雰囲気で好みなのですが、艶やかな八重の紅梅も素敵です。
 写真(平成22年2月18日撮影)は、花の色が一番きれいだと思う盆梅です。五弁の花びらは淡いピンク色で、品の良い美少女の雰囲気を醸し出しています。幹は無骨ですし、植木鉢も高くはない中国製ですが、それに余りある花の美しさです。新館1階に展示していますので、ぜひ皆様もご鑑賞ください。

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コメント

 私は長浜盆梅展でまず連想するのが「宝春」と命名された梅です。確か、とある年の一時期、入口正面の坐していたと思います。
 理由は特にありませんが、金屏風をバックに、慶雲館正面玄関でお客様を最初に迎えるその姿は今でも忘れません。
 ちなみに中井弘さんは酒好きだったように記憶しています。一度でいいから、美しい盆梅の前で、美しい人に囲まれてお酒を頂きたいものです。

明治節さんへ 明治節さんは今年はまだお見えでなかったのでしょうか。宝春は今年も開幕から玄関の金屏風前に飾っていましたが、一昨日の朝に入れ替えてしまいました。
梅見酒は今まで一度もありませんので、一度味わいたいものですね。慶雲館では難しいでしょうが・・・

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