朝妻の万葉歌碑
鳰鳥の 息長川は 絶えぬとも 君に語らむ 言尽きめやも
万葉集の歌です。小生は恋歌だとばかり思っていましたが、実際は天平勝宝8年(756)の3月7日に、河内国の馬史国人が大伴家持、大友池主と一緒にいた宴で詠んだそうです。
歌の意味は「たとえ息長川の流れが絶えてしまっても、あなたとのお話は決して尽きることがありません」といった感じでしょうか。鳰鳥(におどり)はカイツブリの古名で、息長川(おきなががわ)は米原市を東西に流れる現在の天野川のことです。
さて、この万葉の歌碑が琵琶湖畔の朝妻公園(米原市朝妻)に建てられました。琵琶湖にはカイツブリはもちろんのこと鴨やハクチョウなど多くの水鳥が、遠くシベリアから渡ってきています。琵琶湖畔をドライブし、北近江の自然と歴史をお楽しみください。
