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鍋冠まつり

 5月3日の憲法記念日は愚息次男の誕生日で、半年違いの憲法発布の日が小生の誕生日です。といっても、護憲か改憲かなどという難解な事柄は我が家では話題になったことはないのですが。

 さて、北近江では5月3日に多彩な祭礼が繰り広げられます。今日はその代表として、米原市の筑摩神社に伝わる鍋冠まつりをご紹介しましょう。どんな行事かと申しますと、「女性が褥を重ねた男性の数だけ鍋を被って行列する」というもの。日本三大奇祭のひとつとにも数えられているのです。このお祭りは、実に1200年の歴史を誇り、平安貴族にも広く知られていたようです。
近江なる 筑摩の祭 とくせなむ つれなき人の 鍋のかず見む
これは伊勢物語(第120段)に詠まれた歌なのですが、勝手に意訳すれば「ボクに冷淡なアノ女は何人の男を知っているのか、鍋の数を見るのが楽しみだ」てな感じです。
 1200年の歴史と伝統を誇る祭礼を是非お楽しみください。ただ、現代では8歳の女の子が張り子の鍋を一つだけ被る形式になっていますのでお間違いなく。

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