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臨湖節とよろづや

ここは長浜湖畔の町よ
臨湖 臨湖 臨湖セント
旅のお方は ヨイトコ サッサノ 
気晴らしに 臨湖 臨湖 臨湖セント
ヤッサッサノサ

 野口雨情作詞の長浜節は、臨湖節の通称で愛されてきた。かつては宴席でいつものように聞いていたが、最近はとんとその機会が無くなっている。
 小生がこの歌を初めて耳にしたのは大学生の時で、料亭「よろづや」さんでのこと。昔は相当な美人芸者だったと思われるオバアチャンから教えてもらった。
 その「よろづや」さんが先月で閉店された。経営者ご夫婦が高齢となり、後継者がいないことから決断されたようだ。施設的にはまだまだ新しく、勿体なく本当に残念である。

 なお臨湖節は6番まであり、掛け声的なあいの言葉は復唱だが、それを除くと七五調の美しい韻を踏んだ詩である。ぜひとも後世に伝えたい詩なので、ご紹介したい。

1番 ここは長浜 湖畔の町よ 旅のお方は 気晴らしに
2番 桜花かよ 豊公園の 見ても見あかぬ 花が咲く
3番 竹生島から 涼しい風が 夏は三里も 吹いてくる
4番 近江名物 曳山まつり 町に十二の 曳山(ヤマ)がでる
5番 伊吹山から 便りはないが 冬の知らせに 雪が降る
6番 蚊帳と天鵞絨(ビロード)と 浜縮緬で 近江長浜 繁盛する

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