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きつねにつままれた町

きつねにつままれた町  田中冬二
 秋の灯ともし頃の時雨の長浜の町は
 きつねに つままれたやうな町だ
 ここは古い寺院があって 門徒宗が多くて
 家々の造りからも もう北国の町だ
 灯ともし頃を 荒物屋油屋種物屋は暗く
 薬屋だけがあかるく その硝子戸が水族館のやうだ
 遠く暮れる空に伊吹山が未だ見え
 長浜名物の田楽の葱味噌の匂ひが ほのかにして
 秋の灯ともし頃の 時雨に濡れてゐる長浜の町は
 まるで きつねにつままれたやうな町だ

一昨日の早朝、雨中を走っていて何故だか急にこの詩を思い出した。
秋も深まり、時雨の時期がやって来たからかもしれない。
そういえば、この詩を「ワシと同じ苗字の人の詩や」と仰っていたいた方が、
今月から長浜商工会議所の専務理事に就任された。
これまた狐につままれたような人事だった。

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コメント

「きつねにつままれた町」を検索したら、「〜北陸にてより 【混声4部合唱/伴奏:無伴奏】作詞:田中冬ニ/作曲:多田武彦 」

というのが出てきましたが、こりゃ歌になっとるんですかい?暗い油屋種物屋に水族館のような薬屋ってことは、あの通りかしら?

今ひとつ人気のない湖北大合併を商工会議所ルートで推し進める人事、と私は思っております。邪推ですかね。

もの知らずさんの考えとは少し違いまして、市役所(市長)と商工会議所の関係改善のためのパイプ役かと思っていました。
翁恵さんの考えていらっしゃいます「あの通り」は・・・思い当たるのは神戸町通りなのですが、当たっていますでしょうか。

 皆々様、コメントありがとうございます。人事の裏にそんな思惑があったとは知りませんでした。
 それとmomoさんが仰る通り、確かに今でも量り売りしている油屋さんや種屋さんはあるし、博物館通りのことなのでしょうか。特定の場所は全く考えていませんでした。

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