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観光庁と観光学

 国土交通省の来年度予算の要求概要が発表された。予算額は80億8700万円で、なんと今年度の27%増。また、観光立国をめざして観光庁を設置するという。観光がこれほど重視される時代が来ようとは、小生が観光の仕事を始めた頃には考えられなかった話である。

 大阪観光大学という大学がある。立教大学には観光学部がある。調べてみたら、観光学科やそれに類する専攻は、ここ数年の間に北大から琉球大学まで全国各地に雨後の竹の子のように設けられている。
それだけ、観光が経済活動として重要な位置を占める時代になり、また将来的に期待されている証しと言えるだろう。
 来年から和歌山大学に観光経営学科と地域再生学科からなる観光学部ができるらしい。ただ、地域再生学科の名は如何なものだろうか。工場誘致ができず経済低迷や人口減少に悩む地方都市が、観光でもやろうか、観光しかないな、などと取り組むデモシカ観光の匂いがしてならない。何か面白くない。

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コメント

 この前まちなかで、札幌国際大学観光学部の先生にお会いしましたが、ここ最近本当にこの手の名前が多いですね。
 私が学生の頃は、右も左も「国際」「環境」「情報」「人間」という接頭語が乱立していました。これを学生集めの“窃盗学”だと誰かが言っていました。
 そう言えば「国際人間情報学科」なるものがあったようですが、一体何を学ぶのでしょう?

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