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辰鼻合戦・野村合戦

 昨夜、「姉川の合戦再見実行委員会」の総会が長浜市役所浅井支所で行われました。総会に先だち、「姉川の合戦を巡る逸話」と題して歴史学者さんの講演があり、面白いことをお聞きしました。
 元亀元年(1570)6月28日、長浜市の姉川を挟んで、織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が戦いました。世に言う「姉川の合戦」です。しかし、古の書類をひもといてみると、浅井長政は「辰鼻表合戦」、長政家臣の磯野丹波守員昌は「野村河原合戦」や「野村表合戦」と表記しています。辰鼻は秀吉が陣した横山城の北端のことで、野村は現在の長浜市野村町という地名です。
 姉川合戦や姉川役の名は、江戸時代に入ってから、徳川史観の軍記物語で用いられたからだとか。
なお、福井県立博物館に唯一の姉川合戦図屏風がありますが、そこには賤ヶ岳七本槍ならぬ姉川合戦七本槍が描かれています。七本槍は賤ヶ岳の専売特許だとばかり思っていましたが、そうばかりではないことも初めて知りました。付け加えれば、この7人の武将が全て家康麾下であることは勿論のこと。やはり、歴史は勝者がつくっていくとの表れでしょうか。

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