大河ドラマの原作?!
永井路子さんの歴史小説「流星」と「乱紋」を続けて読んだ。前者は信長の妹「お市」が主人公で、後者はその娘「茶々・初・お江」を三女お江を中心に描いている。実は今まで永井さんの小説は読んだことがなく、加えて何れも上下2巻の長編だけに、責務で読み始めたのが正直なところである。しかし、読み始めるや、永井さんの文章が頗る読みやすいのと内容的に面白いこと、それに歴史や地理的な知識的下地が多少なりあることも手伝って、一週間で一気に読み切った。
責務で読み始めたと記したが、この2編を読むにいたったのは、長浜城歴史博物館の館長補佐に勧められたから。氏から「ふたつをあわせたら大河ドラマの原作になる」と言われたのである。というのも、昨年来「お市と浅井三姉妹」をNHK大河ドラマにできないか、と話していた。ただ、原作が無ければ話にならない訳で、原作探しをしていたからである。
読後の感想は、「1年間の大河ドラマに十分に堪えうる原作」と言える。それに、永井作品は「草燃える」と「毛利元就」の過去2度も大河ドラマの原作として使われている。最も視聴率が取れる戦国モノであり、誰もが知っている女性が主人公であることは、大きなプラス要素である。これは大変ではあるが、数年がかりの面白そうな仕事になりそうだ。
なお、「乱紋」は買おうとしたがネットでも在庫が無く、「流星」とともに市立長浜図書館で借りた。まだ小生の手元にあるので、希望の方はお申し出を。

コメント
「終わりから始まる」の秀吉博。次は「一(市)から仕舞い(姉妹)まで」ですね。
今度は「展示・企画とも地味で博覧会と呼ぶのはおこがましい」と某新聞に酷評されませんように。
投稿者: 翁恵 | February 6, 2007 12:16 PM
『是非貸してください!』と言いたいところですが、“本は買って読むもの”というポリシーがありますので、今回は辞退します。残念。。。
ところで、清水さん。いつもは「です。ます。」調なのに、何故今回は「る。だ。」調なのですか?何か心境の変化でもありました?
投稿者: 明治 節 | February 6, 2007 01:58 PM