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November 29, 2006

 昨日、鴨スキをご紹介しました。今日は生きた鴨のお話です。
 北近江一豊・千代博覧会の会場のひとつとなっている真宗大谷派長浜別院の大通寺。この門前通り「長浜御坊表参道」の中程に米川(よねがわ)が流れ、針屋橋が架かっています。この橋の上から西側を眺めると、紅葉を映し出す川面に鴨が数羽いました。琵琶湖には「一目千羽」と称しても過言でないほど群れていますが、市街地で目にすることは希なのでシャッターを押しました。

鴨.JPG
 それでは問題です。現在の針屋橋は約20年前の昭和末期につくられました。では、昔の針屋橋が長浜市内のある旅館に移設されています。その旅館とはどこでしょうか。

November 28, 2006

鴨スキ

 11月15日に狩猟が解禁され、長浜でも名物「鴨スキ」の季節が始まりました。鴨スキをご存じない方もいらっしゃると思いますが、牛肉ではなく鴨肉を使ったスキヤキのことです。長浜の鴨スキの一般的な値段は、1人前6,000円から8,000円とかなり高価。でも、合鴨や養殖ではなく、天然の真鴨を使っていることが売りなのです。
 長浜の鴨は、昔は漁師が琵琶湖で捕っていました。この流れが今も続いており、長浜では鴨は淡水魚店で扱われています。ですから、あくまで長浜での相対的な話ですが「天然真鴨=魚屋、養殖合鴨=精肉店」の図式となるわけです。なお、天然の鴨肉は少し赤黒く、養殖物はピンク色なのが特徴です。

鴨の肉.jpg
 写真中央の丸形は、軟骨も一緒にペースト状にしたカルシウムたっぷりの「タタキ」。鍋に最初に入れるので良い出汁が出ますし、コリコリとした食感がたまりません。これからの季節、温かい鍋を囲んで熱燗をキュッとやれば最高。お手頃な一人鍋の定食は、2,500円程度から食べられます。

November 27, 2006

フィナーレイベント

 11月25日と26日の土日、北近江一豊・千代博覧会のフィナーレイベントが開催されました。メイン会場の曳山博物館広場にはステージが組まれ、子どもの合唱、祭のお囃子、和太鼓などなど音楽に関するものだけでも盛り沢山の内容でした。フルート演奏の女子大生は昨年の「びわ湖着物の女王」というだけあってかなり美形でいらっしゃいます。演奏に聞き惚れながらも、その容姿に見取れておりました。
フルート.JPG チョイミュージシャン.JPG 太鼓.JPG

 ゆう壱番街の駐車場には、オジサマ達のバンドが登場。よく見れば、ドラムのオッチャンも見たことあるし、エレキのオジサンも市役所にお勤めのお方じゃありませんか。
中年バンド.JPG

 熟年グループの大道芸は、適度に失敗があってほのぼのとした雰囲気に包まれました。皿回しは会場の見物客も一緒になって興じ、小生も楽しませていただきました。また、紙芝居は絵といい演者の顔といいかなりユニークで、大いに笑わせていただきました。
皿回し.JPG しんかんさん.JPG

 25日は灯りのモニュメントが幾つも登場。米川には「アリガトウ」の文字も浮かび上がりました。26日はフィナーレイベントのフィナーレを飾る花火が打ち上げられました。雨が降って残念でしたが、小生は打ち上げ現場という超特等席で楽しませていただきました。
玉灯.JPG 花火.JPG

November 24, 2006

冬の花火

 北近江・一豊千代博覧会の会期も残すところ数日となりました。当初は50万人の入場者を目標としていましたが、開幕日が吹雪だったのを象徴するかのように最初の2ヶ月間は悪天候に悩まされ、見るも無惨、惨憺たる成績。しかしながら、気温の上昇とともに客足が伸び、60万人を突破して70万人に迫る結果となりました。会場別の入場者数は、昨年比で曳山博物館372%、大通寺353%、長浜城284%の好成績です。計画段階から大幅増を狙っていましたが、本当に心底ホッとしているところです。
 そこで、応援いただきました市民、そして観光客の皆さんへの感謝の気持ちをこめて、フィナーレイベントを開催します。物産展や和太鼓演奏などとともに、25日は18時と19時半から3,000個の「餅まき」を行います。餅の中には、高知や掛川へのペア旅行をはじめ豪華が懸賞も沢山入っています。また、26日は17時半から長浜港湾で花火を打ち上げます。空気が澄んだ冬の花火は、夏以上に綺麗ですよ。寒さに負けず、ぜひとも長浜港で見物してください。
 なお、今から20年も昔の冬のことですが、小生の結婚披露パーティーのあとに花火を打ち上げていただきました。今も感謝しています、ありがとうございます。

November 21, 2006

長浜の特産品「メロン」

 メロン、カボチャ焼酎、ワサビ。長浜市には色んな特産品があります。といっても、これは全て旧浅井町でつくられているものばかり。合併して長浜の特産品になった訳なのであります。
 「浅井メロン」は1990年から栽培されていますが、今年から秋に収穫する品種も手掛けられています。ということで、早速「雅」と名付けられた品種を手に入れました。糖度14度以上しか出荷しないこだわりの逸品で、早くも大好評です。おかげで今月25日頃には売り切れの予定とか。味はと聞かれると未だ食していませんので断定できませんが、きっと美味しいはずです。美味しいに違いありません。まあ、味のコメントは食べ頃になるまで今暫くお待ち下さい。
 なお、値段は大きさによって違いますが、1個1,000円から2,000円程度です。お求めの方は「浅井ふれあいの里プラザふくらの森」(長浜市内保町、電話0749-74-8282)へどうぞ。

メロン.JPG
お持ちいただいているのは、長浜市農林水産部特産振興課の○○さん。

November 20, 2006

博覧会も大詰めです

先週は何の仕事をしていたかといいますと
11月13日(月) 長浜飲食連合会総会出席、新旧長浜駅長と語る会に参加
11月14日(火) 渇wレンタカー関西の営業部長さんと面談、JR西日本京都支社へ出張、夜は市史を読む会に出席して飲み屋へ
11月15日(水) 博覧会フィナーレ花火の警察協議、駅案内所の新職員と打合せ、鹿児島市観光課長の大河ドラマ博覧会に関する視察対応、盆梅展の駐車場協議、夜は地域経済振興のため片町へ
11月16日(木) 愛知県出張・・・

今週は
11月20日(月) 萩市観光協会の視察対応
11月21日(火) 出張
11月22日(水) 彦根観光協会と彦根城400年祭について会議・・・

 そして、週末は北近江一豊・千代博覧会のフィナーレイベント。327日間の博覧会もいよいよ大詰めです。
 関係者の皆さん、最後まで頑張りましょう。

November 17, 2006

親子丼&かしわ鍋

 11月13日(月)の午後4時から琵琶湖畔にある長浜太閤温泉浜湖月で、長浜飲食業連合会の総会が行われました。会議に続いて午後6時から「新旧駅長と語る会」が催されましたので、続けて参加してまいりました。
DSCF0123.JPG
 写真は「駅長と語る会」の乾杯前の様子。マイクを手にするのは商工会議所専務理事さん、その右横で頭に手をやるのは豊国神社宮司さん、そして左手前の背中は「鳥喜多」のご主人・村田さんです。
 それにしても駅前通にある鳥喜多本店は、本当に感心するくらい多くの人が長時間並んでいらっしゃいます。確かに美味しく私も大ファンですが、並ぶのが嫌な方には慶雲館の近くにある支店をお薦めします。ここならさほど並ばなくても食べられます。注文するのは勿論のこと本店同様に親子丼&かしわ鍋。某鉄道会社員のM氏は「支店のほうが美味しい」とのこと。グルメじゃないワタクシには、残念ながら両店の違いが分かりません。違いの分かる方、是非ともその違いをお教え下さいませ。
 なお、本店に複数で並ばれる方は、代わり番こに隣の鐘秀館を見学してみてください。滅茶苦茶凄いコレクションがありますから。(ただし、本物は見られませんので悪しからず)

2006年6月10日11時40分の鳥喜多本店前
鳥喜多本店.JPG

November 14, 2006

長浜町・近江町

 今から413年前のお話です。文禄2年(1593)、朝鮮出兵の前線基地である名護屋から大坂に戻った秀吉を、長浜の町年寄が見舞いました。このとき秀吉は長浜町年寄に、京都に長浜町、大坂に近江町の地を与えています。
 大坂城落城後に町年寄は両町を売却したようですが、京都には今も長浜町の名が残っています。大坂はといいますと、地図にその名が見あたりません。大阪市中央区釣鐘町にあたるのですが、そこにある大阪肛門病院の事務員さんにお聞きしてもわかりませんでした。なぜその病院に聞いたかって? 野暮なことは聞かないでくださいよ。
 なお、毎月1回ですが「長浜市史を読む会」が催され、上記の情報はそこで学びました。長浜市史をお持ちの方、3巻第2章第1節142頁に記載されていますので、ぜひお読み下さい。
追伸 11月の市史を読む会は、本日14日の夜7時から宮町の「川崎や」で行われます。興味ある方は市史の3巻と会費500円を持ってご参加下さい。お待ちしています。

November 09, 2006

醒井研修

 昨日(2006.11.8)、滋賀県博物館協議会の研修会が米原市の醒井で行われました。決して暇な訳ではありませんが、知識の充電のために参加してきました。醒井は5月5日に霊仙登山の帰路に立ち寄って以来です。
 先ずはJR醒ヶ井駅の前にある「醒井水の駅」で、地元の方である江竜さんから「醒井宿の文化資源と地元の取り組み」について講義を受けました。
江竜館長.JPG地元の江竜さん、実は長浜城歴史博物館の館長。

 講義の後、旧中山道醒井宿の町並みを歩きながら見学しました。記し忘れましたが、醒井の地名は日本武尊が伊吹山の賊に毒された傷をここの水で癒したことから名付けられています。それだけでなく、醒井には様々な水に関する見所があります。例えば、昔は最も人通りの多いところに高札が立ちましたが、醒井では川の中に立てられていたとのこと。高札が古のマスメディアと考えれば、現代ではその前に新聞販売店が立地しているのも頷ける話です。このほか、西行法師に因んだ西行水や泡子塚、十王水、川の中に立っていたお地蔵さんなど水の話は尽きません。
高札場・新聞屋.JPG 西行水泡子塚.JPG 地蔵堂.JPG
 
 醒井には了徳寺というお寺があり、国の天然記念物に指定されている「お葉付きイチョウ」があります。珍しいので拾ってきましたが、パソコンからは強烈な臭いは感じられませんか?
銀杏.JPG

※地名は「醒井」、JR駅名は「醒ヶ井」です。なお、東海道線の醒ヶ井駅と近江長岡、柏原の3駅は滋賀県でも貴重なJR東海の管轄です。おまけにいうと、米原駅には在来線のJR西日本の駅長さんと新幹線のJR東海駅長さんの二人がいらっしゃいます。

November 06, 2006

レンタカー

このblog記事のレンタカーは、現在は営業していません。

 11月1日から長浜駅前で、社会実験としてレンタカーの営業が始まりました。
 JRの直流電化により他地域から長浜駅までのアクセスはかなり良くなりましたが、2次交通といいますか長浜市内や湖北地域内の交通網は整備されていません。国友鉄砲の里へ行きたいけれど、どうやって行ったらいいの。観音様を巡拝したいのですが、交通手段はどうしたらよろしいか。そんな質問を度々受けますが、赤字路線のバスは便数が少なくてとても不便ですし、さりとてタクシーを使うには懐具合が寂しいし。
 そこで、レンタカーの登場という訳です。レンタカーなら、琵琶湖岸を北上してバードウォッチングを楽しんだり、孤篷庵で紅葉を愛でたり・・・。とても便利に活躍してくれます。それに、今の時代はナビという便利な代物があって、初めての観光地へもスイスイと行けます。さらに、民営のレンタカーなら税金を投入することもありません。ぜひ、皆さんもPRしてください。

レンタカー.JPG
 料金は格安の1日3,300円。ナビ付きの新車です。

November 02, 2006

長浜の遺産を残そう

 11月1日、某大学の副学長とお茶の某流家元を案内して、長浜市内の文化施設を幾つか見学してまいりました。最初に訪れたのは慶雲館。小生はしょっちゅう通っていますが、南庭の石蕗が丁度良い具合に咲いていました。ポカポカと暖かく蝶が舞い、とても11月とは思えない陽気です。
石蕗.JPG 蝶.JPG
左/石の際に黄色の石蕗が咲いています。 右/よく見てください、右端に黄色の蝶がいます。

 お昼は鳥喜多支店へ。満席のため外で10分ほど待ったあと、親子丼(550円)とかしわ鍋(400円)を注文。味には、先生方も満足そうでした。でも、あれほど愛想が悪かったり、料理の出し方がぶっきらぼうだと、地元人としてはかなり恥ずかしゅうございました。

 午後は一番に、室町の柴田家へ。明治40年(1907)に建てられた離れの同風軒は、中国様であることから一般的には支那館と呼ばれています。今は誰も住んでいらっしゃらないので、アメリカから買い付けに来られているという話もお聞きしました。でも、長浜に残すのは現代の我々の責務です。市のレベルではなく、国が保護に乗り出していただけることを期待するばかりです。間違いなく国宝か重文になるお宝ですから。それと、柴田家は本宅がまた素晴らしいのです。迷子になるくらいに広く、随所に日本美の結晶が鏤められています。やはり明治期の長浜の大金持ちは、下郷・浅見・石居などスゴイですね。
同風軒額.JPG 丸窓.JPG
写真の扁額、同風軒のガラスはともに北大路魯山人の作。

 柴田家を辞した後は、近畿最古級で築300年の古民家・四居家を覗いて、重箱や盆などの道具類を鑑賞。四居家に残されている仏壇は浜壇と呼ばれる長浜製で、今ではとてもお目に掛かれない玉目だらけの欅が使われています。
 四居家の次は、柴田家の同風軒と並び称される魯山人の芸術の宝庫である北国街道安藤家へ。庭に使われている鞍馬石や北山杉の床柱など、魯山人の作品以外にも見所はたくさんあります。
 このあと長浜城歴史博物館の地下へ。四居家のコレクションが収蔵されていますので、これを見学に行きました。お目当ては煎茶の道具です。小生にはチンプンカンプンの世界なのですが、中国からの渡来品が多いようです。
青木木米.JPG
写真は青木木米の急須。木米は江戸後期に活躍した京都の陶工で、煎茶界の偉大な功労者。

 副学長と家元は、「近代庭園と煎茶」を研究していらっしゃいます。何でも江戸後期から大正時代は、文人の間で煎茶がかなり愛好されていたようです。柴田家・四居家・安藤家は、何れも煎茶文化の匂いがプンプンとしているとのこと。これだけ煎茶文化の見所が集積している地域は珍しいらしく、近代の長浜の豊かさ、そして文化的熟度が全国屈指のレベルだったことが窺い知れます。これを機会に、小生も煎茶の道をチョット勉強してみようと思っています。
 家元は、最後に八幡町の吉田聚雲堂へ。山中信天翁の書と陶器の湯さましを、キャッシュでお買いあげいただきました。ありがとうございます。

 あすは文化の日。皆さんも地元の文化に触れてみてくださいませ。なお、決して文化的人間ではありませんが、11月3日は小生の誕生日です。御祝メール、プレゼント、お食事のお誘い、何でも受け付けておりますので、皆様是非とも宜しくお願い申し上げます。