一.柴田勝豊が守る砦周辺の小屋については、羽柴秀長が手伝いをして壊すべきこと
(山路正国・木下一元・大鐘藤八郎らが入った堂木山砦・神明山砦のこと)
一.堀秀政が守る砦周辺の小屋については、前野長康・黒田官兵衛・木村隼人の部隊が手伝って壊すべきこと (東野山砦のこと)
一.筒井順慶も堀秀政の砦周辺の小屋を壊すことを手伝うべきこと
新しい文書が発見された。
430年前の明日(旧暦3月30日)、羽柴秀吉が弟の羽柴秀長に宛てたもの。柴田勝家と織田信長の跡目を争う賤ヶ岳合戦を直前にし、今後の戦略を指示する内容となっている。
また、来年の大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公・黒田官兵衛が、賤ヶ岳合戦に参戦していることを示す初の史料でもある。これで、来年の大河ドラマに賤ヶ岳合戦が登場することは間違いない。
おふたりの有識者コメントも素晴らしいので、ご紹介を。
●小和田哲男静岡大学名誉教授(戦国史研究の第一人者)
これまで、江戸時代の軍記物でしか知られていなかった賤ヶ岳合戦における砦の存在が、一級史料によって裏付けられたことは大きな発見だ。特に、「黒田家譜」でしか確認できなかった黒田官兵衛の賤ヶ岳参戦が確実となった点は、来年の大河ドラマの放映に向けて大いに話題となるだろう。
●中井均滋賀県立大学教授(城郭史研究の第一人者)
砦の外部に平坦地があり、そこに小屋が造られ兵士が野営していたことは、城郭の縄張研究(実地調査)の上では想定されていたが、それを証明する古文書が出現したことは驚きだ。今後の城郭史研究に、一石を投じるものとなるだろう。
この文書は、5月11日(土)から6月2日(日)まで、長浜城歴史博物館で初公開される。
歴史愛好家、戦国マニアならずとも必見だ。
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